チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」 [DVD]



チャイコフスキー:バレエ「白鳥の湖」 [DVD]

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とにかくヌレエフ版

観たことがない方にはお勧めです。ぜひ一度ご覧になってください。
すごくダイナミックかつ繊細な舞台だと思います。動きがすごくきれいにまとまっ
ている振り付けで衣装もカラフルで、これがヌレエフが作ったパリオペラ座という、堂々とした舞台だと思います。
バージョンは「悲劇」で終わり方なんてすごく幻想的ですよ。
ルテステュはパリオペラ座はなんてこんなに美しいエトワールばかりなんだと感
心させられます。
DVDとしては私は再生しておりませんが、DTS5.1が音声としてついております。
こういう白鳥の湖があっても私は良いと思います。
ただし始めてみる方は、次に見る白鳥の湖で驚くことはあるかもしれません。
コール・ド・バレエが美しい?

主役については、今更言うまでもないと思いますが(個人的にはジョゼの王子が好きです!)、オペラ座バレエ団のコール・ドの美しさに改めて感心してしまい、うっとりしてしまいました。ソリスト役のダンサーも素敵です。
DVDに入っていた日本語の解説書とケースのバックカバーに間違いがありました。第一幕のパ・ド・トロワは、メラニー・ユレルではなく、ドロテ・ジルベール(←これは嬉しい間違いでした!)。二幕(舞踏会の幕)のチャルダッシュは、ドロテではなくファニー・フィアットでした。
徹底した悲劇

このソフトは'05年12月20日にL'opera Paris Bastilleで上演された<白鳥湖>の映像記録。振付・演出は、故R.Nureyev。彼はこの作品に彼独自の構想と強い拘りを持っていたようで、彼が変更を必要と考えなかった部分(たとえば1幕のPas de trois)以外は、彼の創作と言って良い。2幕のGrand Adagioも主役二人の振付に変更はないものの、白鳥達の動きに可也の変更が見られるし、3幕のOdileとSiegfriedのGrand pas de deuxに至っては、Rothbartを交えたPas de trois(何故か振付はPetipa版そのまま)である。
このNureyev版の最大の特徴は、<白鳥湖>が徹底的な悲劇として描かれている事。Royal版にしても旧ソ連のハッピーエンド版にしても、主役達の結ばれ方の差はあれ、Rothbartは最後に破滅する。けれども、この版では、Rothbartは生き残り、SiegfriedとOdetteを引き裂き、OdetteはRothbartの囚われの身のまま彼と共に空へ消えていき、Siegfriedは、Odetteを求めながら絶望の中で独り息絶える。こんなに救いの無い<白鳥湖>を観るのは、初めてである。
Odette・Odileを演じるA.Letestuは、完璧なダンステクニックと美しいダンス・フォーム、自然で説得力のある芝居・マイムを駆使して、見事にこの2つの役を演じ分ける。彼女は、Odetteを一個の人格を確立している成熟した女性として描いている。Odetteは悲運な状況に身を置かれているとはいえ、共に白鳥に身を変えられた侍女達を統御する立場の存在でもある。繊細な感性を持ちながらも、ある程度の威厳がこの役には要求されると思う。この気高く凛とした雰囲気を持つLetestuのOdetteに僕は大いに共感を覚えた。対するOdileは今まで観たOdileの中でも一番怖いOdileだった。特に目の表現力、凄みすら感じる。正に悪魔の娘そのもの。この2つの役を踊って彼女はEtoileに任命された。Odette・Odileは彼女の代表的な役なのだろう。NureyevはSiegfriedを精神的に成長していない未熟な青年として解釈していたようだが、この役を担当したJ.Martinezは、この解釈を良く理解し、文字通り<未熟な青年>を表現した。勿論彼は踊りの面でも、その長身を活かした伸びのある実に安定した踊りを見せてくれるし、Letestuとのパートナーシップも秀逸、Danse classiqueの醍醐味を堪能させてくれた。WolfgangとRothbartの両役を担当したK.Paquetteの個性美も光っている。他、SolisteからCorps de ballet迄、良く統御され且つ自主的に踊っていて、最高の舞踊芸術の粋を味わわせてくれる。特に白鳥達の群舞は、正しく美の極致である。
Nureyevは男性を踊らせる事に拘りを持っていた人だが、この<白鳥湖>も例外ではない。そこかしこに男性の見せ場がある(2幕にSiegfriedのvariationがある位である)。でも、それで効果が上がっていたかと言うと必ずしもそうでもない。寧ろ、作品全体のプロポーションを崩したり、煩わしさを感じさせる部分もある。なので☆4個にしました。
ルテステュの白鳥

オペラ座のヌレエフ版の「白鳥」は前々から観たいと思っていたので即購入しました。

アニエス・ルテステュの踊りは嫌いではないのですが、アニエス・ルテステュのオデットは、意志の強い、力強いオデットだと思いました。私は儚げなイメージのオデットが好きなので好みではありません。踊りは完璧ですが。
逆にオディールはハマリ役でした。妖しく美しい悪魔の娘。王子を完璧に翻弄してました。

舞台はスッキリした感じで、豪華な宮廷ではなく、踊りがよく見えました。
白鳥のコールドもさすがオペラ座。よくそろっていたと思います。
チャプターメニューも割と細かく分かれてます。画面デザインも白い花の淡い感じでグッド。

私的な感想ですが、カール・パケットの家庭教師がメチャクチャかっこよかったです。3幕のソロがヌレエフ版ならではなので、是非観て欲しいです。
ブラボー・・・!!

アニエス&ジョゼの白鳥の湖。
ヌレエフ版
2005・12・20収録

ヌレエフ版独特の難しそうなパがいっぱい入っててダンサーの脚サバキを見るだけでも見ごたえあります。長身のダンサーが揃うパリオペラ座なので尚更見ごたえあり!ヌレエフ版なのでラストがハッピーエンドではない。

アニエスのオデットは貫禄十分ですね。個人的にはもう少し弱さというか女々しさというか・・・守ってあげたという感じがほしいところです。一方オディールというと、この貫禄が十二分に発揮されていていました。女性の魅力たっぷりで『そりゃ王子も・・・ね』って納得しちゃうました。
王子のジョゼは技術的にも申し分なくうるさすぎず感じがよい。とてもエレガントな王子様でした。
家庭教師役のカールくんが魅力があってよかったです。
パリオペラ座のコールドはいつ見ても美しくそろっていて世界一ではないでしょうか?







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