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近世数学史談 (岩波文庫)
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| 商品カテゴリ: | 物理学,化学,数学,地学,科学,学習,知識
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| セールスランク: | 99133 位
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| 発送可能時期: | 通常3〜4日以内に発送
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| 参考価格: | ¥ 693 (消費税込)
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楕円関数論の黎明
ガウスとアーベルの活躍を中心に、楕円関数論の黎明期に焦点を当てます。力学の教科書で楕円積分はお目にかかることがありますが、掘り下げて学ぶことは無いと思います。
おおもとの着想は、三角関数のアナロジーで楕円積分の逆関数をとらえ、楕円積分による弧長を円周に対比させ、加法定理、乗法定理を構成して行くといったところです(レムニスケート関数は曲座標表示です。θが弧度、ρが動径。これで弧長を求めれば本書の楕円積分の表示になります)。他の本で見る一般的な説明では、いきなり複素変数の二重周期関数だといわれて面食らいますが。。。
ぱらぱらとめくった感じでは、「戸田盛和:楕円関数入門」が私のような素人には一番わかりやすいものと思われます。寺田寛一の「自然科学者のための数学概論」も詳しく載っているようです。
歴史物語ではありません!
以前共立から出ていた本が岩波文庫として再登場した物である。お話の部分は面白いが、数学の部分は難しい。恐らく複素関数論、群論の初歩は心得ていないと理解できないと思う。いや、理解していても生半可な理解ではとても読めない。高校生のときに背伸びして解析概論を読んでいた私に高校の先生が共立版の本書をプレゼントしてくれたのだが、余りの難しさに数学科進学を断念した。以下のお二人が言われるように素晴らしい本であり、余人をして書かしむること能わざる本ではあるが、単なる歴史のお話ではなく、数学的内容豊かな「難しい」本であるという事実に気をつけて下さい。
日本を代表する数学者、高木貞治による数学史
高木貞治は日本を代表する数学者でヒルベルトの弟子であり、類体論を創始したことで知られる。『解析概論』『初等整数論講義』『代数学講義』等、現在でも教科書の筆頭に押される書物を著したことで、若い人も名を知っている方が多いと思う。日本の数学史で強いてふたり挙げろと言われれば関孝和と高木貞治、ということになるのではないか。そんな日本の至宝が書いた数学史で、現在活躍されている数学者の先生には若き頃この本を読んで触発され、この道に進んだ方も多いと聞く。やっぱりガウス中心であるが、ディリクレ、アーベルやフランスの数学者たちにも話が及んでいる。話題としては楕円関数論という分野が多く取り上げられていて、この分野はあのフェルマー大定理の証明に深く関わったものである。その若い人には少し読みにくい部分もあるが、近代数学が登場した古き良き時代を活写する本書を紐解き、数学史の芳しい香りに触れてみるのも一興かと思う。
岩波書店
春宵十話 随筆集/数学者が綴る人生1 (光文社文庫) 科学と方法―改訳 (岩波文庫 青 902-2) 確率の哲学的試論 (岩波文庫) 物理学とは何だろうか〈上〉 (岩波新書) 物理学とは何だろうか 下 岩波新書 黄版 86
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